about
小橋川卓史は父(清正)の元で18年間陶芸に従事し、2005年独立。
両親の壺屋への強い思いもあり、2年の歳月をかけ那覇市で戦後初の特例許可を得て壺屋に壺屋焼の工房を開窯しました。
代々受け継がれる壺屋焼の伝統の技術と知識、そして壺屋焼への思いを込めて、私たちは今日も壺屋焼の未来を生み続けています。
壺屋は沖縄のメインストリート・国際通りのすぐ近くにあり、そこには風情ある風景と伝統文化「壺屋焼」をずっと守って来た「やちむん通り」があります。
壺屋で家族と暮らし、壺屋で作り、壺屋から皆様の元へお届けする。清正陶器・壺屋窯の思いは、ここ『壺屋』から始まっています。
清正陶器・壺屋窯では、沖縄県内の原材料を使っています。
沖縄の原材料を可能な限り使用しながら新たな素材を取り入れるなど、今までにない作風を生み出すために日々挑戦しています。
陶器を作る土を採取します。
貴重な県産原土を数種類混ぜてオリジナルの土を作り、半年から一年ほどねかせます。
継承された伝統釉を今も手作りで作っております。
陶土をロクロの中心にのせ、振れないように一個ずつに丁寧に形を作ります。
ロクロ形成した半乾燥させた器を、ロクロにのせ、高台や高台脇を削り出し、所定の厚さや器の形を整えます。
沖縄では良質な白土は貴重なので、白土を溶かし白泥で器に化粧を施す技法です。
化粧掛け後、昔から行われている下絵なしで勢いよくデサインを施す線彫技法です。
低温で焼く事は、いい作品作りに必要な作業です。
素焼きした器に呉須やコバルト等の伝統釉を魚紋に下絵付をします。
約2〜3日かけて本焼焼成を行います。
低温で焼き上げます。
窯出し後、検品を行います。